やはり習慣化が突破する鍵 私に売れないモノはない!ジョー・ジラード 名言「自らの欲求を知ることが自分を動かす原動力になる」 [習慣化]
世界No.1セールスマン ジョー・ジラード
1970年代 シボレーディラーのセールスマンなのだが1年間に売る台数が半端ない。
1年間で1,000台を越す販売力。15年間で13,000台。
なんだこの数字は1人でここまで売れるのか!
日々積み上げていった実績によるもの 。文章としては詰め込まれて読みにくい印象だが、ジョー・ジラードの生い立ち、挫折、セールスマンとしての欲求(衝動)を感じると、グイグイ読める。
■ジラード250の法則
(自分は普通の暮らしだから知り合いなどそうそういないと言っても、葬式、結婚式では平均250人位集まる。その250人にまず自分の仕事、売ってるものを教えてますか、伝えていますか?さらに250人にはそれぞれが影響を及ぼす250人へと繋がっていく)
顧客リストがない?ならば、作ればよい。よし、まずはこの電話帳から破いた2枚。これが最初のリストだ。
踏み出す。より良いやり方に修正する。繰り返す。 日々種を播き、時期を待っての収穫。
これも自分から動かなければ収穫はできない。
どんなに話術が、そのダイレクトメールに技術があるのか、いやそんなに卓越したものではない。特に初期は彼も業界初心者なのだから。違いは日々の行動だけである。
見込み客に毎月メッセージカードを送っていく。 ほんわかデザイン I like you などの
メローリース・シボレー ジョー・ジラード と書いてるだけ。あら、またジョー・ジラードから来ているわよと。
そして年に一回、協力者セット送付 自分の名刺ひと束と、紹介者には250ドル(当時1ドル300円、7500円換算。今なら5,000円位の感覚になるのかな)
そして、車の買い替えを考えそうな時期に連絡。そうだね、見に行くよと来店につなげる。
そう、そっとその家庭にジラードの名前がとけこんでいる。
お客がこないというが、ぼーっと待っている間に、カード10枚書いて送ればよい。年250日、2500人の見込み客ができる。何もしなければ、ゼロである。
■最初に売ったお客
このエピソードが強烈である。建築業で借金抱え込み、家族から食料買うお金がない。どうすればいいの?と言われる。販売員としての初日、営業終わる前にふらっと入ってきた一人の客。
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私には彼の頭が袋一杯の食料品に見えた。彼が買ってくれれば、家族は食べられるのだ。欲求、私の欲求。それしか、頭になかった。そしてしの欲求に駆られてとった私の言動は、彼に車を買わせるに十分だった。それが、すべてだと言うつもりはない。当時も今もそれは変わらない。しかし、それがほとんどだ。
強く望むこと、そして自分の望みが何であるかを知ること、それがセールスマンとして成功するためのほとんど全てだ。嘘ではない。欲求がなければ優秀なセールスマンにはなれない。何かをほしいと強く思うこと。その欲求が強ければ強いほど、売るための努力を惜しまなくなる。
自らの「欲求」を知ることが自分を動かす原動力になる。 ジョー・ジラード名言
絶対に手に入れる。自分の欲望を知ること
第10章 顧客をつかむには顧客をつかう
これはスゴイ 1970年代なのでダイレクトメールと協力者キットの活用での日々の積み上げ方式での突破力がスゴイ
第14章 商品の「におい」を売れ
そうセールスマンに商品を売りつけらるのでなく、顧客はその商品が欲しい。
ならば、その気持をしっかり肯定してくれるセールスマンから買うのは両者とも満足する
現在は新書判で読めますね。
数年ぶりに読み直したが、 仕事は仕事、キッチリ向き合うというジョー・ジラードの姿勢。叱咤激励されますね。
